薬草の効能効果効用/あ行〜さ行

薬草の効能効果効用 日本の民間療法では、古くから煎じて飲用する他、蒸して柔らかくしてから服用したり、黒焼きと言われる方法で焼いて 濃縮したものを服用する方法がとられて来ました。 現在、欧米では、浸剤や茶剤、煎剤、チンキ剤、浸出油或いはインフューズドオイルと呼ばれる方法で利用されており、 日本でもこういった抽出方法が採用されるに至っています。 浸剤は、有効成分を熱湯によって抽出する方法で、その対象は種子、或いは葉、花などとなります。 これは、熱湯によってその液体中に成分を溶出させるためであって、日本では馴染みの深いお茶を入れるような 感じとなります。 また、抽出時には、揮発成分が蒸気に伴って発生しますので、なるべく蓋をしてそれらの成分を失わないようにします。 尚、利用する水は一般的な水道水が適切とされています。 ミネラルウォーターなどは、含有されるミネラルによって有効成分がうまく抽出されないと言われています。 こうして作られた浸剤は、外用の湿布などに利用されますが、お茶として飲用する茶剤は、いわゆるハーブティーと 呼ばれるものになります。 浸剤は、植物の柔軟性のある部分が対象となっていますが、煎剤は、植物の根や樹皮といった固い部分を対象にした 抽出方法になります。 煎剤は、古くから日本においても利用されてきたもので、加熱させながら液体中に成分を溶出させる方法になります。 時間をかけて煮出しますが、その際、表面積を大きくするため、薬草を細かくします。 こうして出来上がった煎剤は、湿布などをはじめ、入浴剤として使われたり、服用されたりします。 尚、煎剤や浸剤は、通常一日で使い切ります。 散剤及びカプセル剤は、薬草を粉末状にしたものを利用しています。 粉末状にすると、有効成分が外気に触れる機会が増えるため、酸化しやすい傾向にありますが、その一方で、 体内へ取り込んでからの吸収速度は速いものとなります。 成分の酸化から、その保存期間は短いものとなります。 カプセル剤は、こういった粉末状の散剤をカプセルに閉じ込めたもので、臭いの強烈な薬草などに適した抽出方法と なっています。













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