薔薇/ローズ バラ科に属し、日本ではいわゆるバラのことを指します。 花弁は収斂性(しゅうれんせい)で、タンニンを含有しています。 そのため、消化器系の異常である下痢や咽頭粘膜及び口腔粘膜の炎症にたいして、利用されています。 ローズオットーと呼ばれる精油成分は、花弁から蒸留によって抽出されるもので、天然香料として用いられています。 また、アロマテラピーの領域においても、香りの女王として広く知られています。 聖水として知られるローズウォーターはバラ水のことで、これは精油を蒸留によって抽出する際、同時に産生される 芳香蒸留水、或いはハイドロラットと呼ばれるものです。 尚、ドイツのコミッションEモノグラフにおいて、非承認となっているのがローズヒップで、承認されているのが バラの花弁として記載されています。 また、薬屋さんのバラを意味するアポテカリーローズは、ガリカ種のバラのことを意味します。
メディカルハーブ/期待される効能効果効用 緩和作用、収斂作用、鎮静作用など。 主に下痢や便秘、神経過敏や悲嘆、不正出血といった症状に対して、その改善目的で利用されています。 使用を控えるべきケースは、知られていません。 副作用も特に認められるものはありません。 含有される成分では、タンニン、有機酸、そしてゲラニオールやフェニルエチルアルコール、シトロネロール などの精油成分といったものがあります。 尚、含嗽剤(がんそうざい)では、咽頭粘膜や口腔粘膜の炎症に対して用いられます。