薬用植物 においや香味が用いられる植物で、食用及び薬用に使用され、茎や葉が利用されるものをハーブと言います。 つまり、有用とされる植物はそのすべてがこれに該当します。 また、現在では茎や葉だけでなく、花や根なども含めて総称されています。 利用形態では、薬用や食用以外でも、染料用や洗剤、化粧、香水など様々です。 ただ、通常の生活において使われるこの薬草の総称は、非常に限定されたものになりがちです。 例えば、食物として食べられる野菜などがこれに該当しますが、野菜はもともと植物です。 しかし、現実的にこの野菜を薬草と解釈しながら食べる人はあまり見られません。 一般に薬草の概念から野菜を取り除いて食べられているわけですから、ハーブの定義も曖昧なものになっているのも 確かです。 そうは言っても、昔から変わっていない薬草の解釈がずっと引き継がれてきているものもあります。 それが、古くから利用されている植物で、かつ美容や健康の維持或いは促進する働きを持ち、生活において役立つと される植物です。こういったものは、比較的多くの人が口を揃えてハーブという言葉を使います。 私達の生活の中で言われる薬草は、こういった限定的なものとなっていますが、その植物が薬用なのか、 或いは食用なのかという明確な境界線は、未だに存在していません。 また、薬草の歴史を遡るとそこには、迷信や言い伝えなど、神話に満ちた内容を持つものがたくさんあります。 こういったものは、薬草の作用に対する反感を生じさせる原因となっています。 これは、当時の人たちが事実関係を明確にする目的で記録を残したわけではないことが理由となっています。 現在、こういった植物の神話に科学のメスが入り、間違った解釈や迷信が正されてきています。 尚、茶剤はこういった薬草をお茶として用いられているもので、体内に入ることによって生じる作用と 香りによる作用の両面から楽しまれる利用形態となります。