γ-リノレン酸/GLA ブラックカレントオイルや月見草、ボラージオイルなどに含有されている必須脂肪酸の一種でγ-リノレン酸または GLAと言います。 プロスタグランジンE1の前駆体は抗炎症性を有し、γ-リノレン酸は代謝されることによって、この物質へと 変化します。抗炎症作用を持つため、関節リウマチに有効であると言われています。 臨床試験では、アトピー性皮膚炎に対してγ-リノレン酸の作用による改善が確認されています。 また、糖尿病性神経障害に対してもその改善が示されていて、他にも善玉コレステロール(HDL)の増加、及び 中性脂肪の低下作用なども指摘されています。更に萎縮性胃炎に対しては、血中に含有されるγ-リノレン酸の 濃度が高いと、その発症率が低くなるというデータも示されています。 尚、γ-リノレン酸の有効性がハッキリしないケースでは、更年期障害や月経前症候群といったものがあります。
予想される効能効果効用/副作用/相互作用 糖尿病に関わる神経障害の改善、PMSまたは月経前症候群の改善、関節リウマチの改善、アトピー性皮膚炎の 改善作用など。 臨床試験では、ドコサヘキサエン酸(DHA)やビタミンEと組み合わせて使用されるケースが多く、 またその摂取も毎日続けて使用されるのが良いとされていて、短い期間の利用では期待されるだけの効果は 得られないと考えられています。 副作用では特に知られているものはありませんが、稀に消化器異常である嘔吐や悪心といった症状を引き起こす ケースもみられます。 尚、γ-リノレン酸とのつながりは不明とされるものの、中枢神経系に働きかける特定の医薬品との組み合わせにより、 痙攣発作を引き起こすという症例も見られます。