リン/P/効能効果効用 リンはカルシウムの次に体内での存在量が多く、その80%近くがリン酸カルシウムとして骨や歯に使用されています。 カルシウムとリンの血中比率は、10対3から10対7が正常値とされています。 このため、リンの血中濃度が高いと、カルシウムがバランスを取ろうとして、骨から血中にカルシウムを流し出します。 エネルギーを蓄えるのもリンであり、腎臓や心臓の働き、脳からの神経伝達、ナイアシンの吸収に必要な元素です。 リンが不足すると、発育不全、骨軟化症、骨の石灰化遅延、さらに欠乏すればくる病を引き起こします。 ミネラルの中ではカルシウムの次に多く体内において含有される成分がリンで、全含有量の凡そ八割程度が 骨や歯の構成成分となっており、マグネシウムやカルシウムなどと結合しています。 残りは、体の組織細胞に分布していて、核酸であるDNA及びRNAの構成成分として糖質や脂質、タンパク質といった 物質と結合した形で存在しています。 更にアデノシン三リン酸、いわゆるATPの構成成分ともなり、エネルギー源として大切な位置を占めています。 リンの過剰摂取では、腎機能低下や骨のカルシウム量の減少が見られます。 通常カルシウムとリンは血中において、一定量を維持しています。リンを摂取し過ぎると、 血中に骨からのカルシウムが流れ出します。 欠乏すると、カルシウムを多く含有する骨や歯が脆くなりますが、通常の食生活で、不足することはありません。
| 性別 | 男性 | 女性 |
| 年齢 | 目安量(mg/日) | 目安量(mg/日) |
| 18〜29 | 1050(上限量:3500) | 900(上限量:3500) |
| 30〜49 | 1050(上限量:3500) | 900(上限量:3500) |
| 50〜69 | 1050(上限量:3500) | 900(上限量:3500) |
| 70以上 | 1000(上限量:3500) | 900(上限量:3500) |